『町の元気ショップこめこめの販路拡大支援』

事業承継支援事例 白川町商工会

事業概要

 

代表今井英実 氏 (初代)
創業昭和43年創業  従業員3名(他に役員2名)
事業内容米穀類・新聞・食品(オリジナル商品)販売
強み・特長
 創業50年の歴史があり、地域住民の当店の認知度が高く、年に1商品は新商品
 を販売するように努力しており、商品開発力があります。また、オリジナル商
 品は地域のB級グルメグランプリのかも1グランプリ優勝経験があります。

 

相談内容・課題

 

①地域外の新規顧客開拓
 町民の高齢化にともなう顧客の減少の対策として、近隣町村の新規顧客開拓
 に取り組むためにお中元・お歳暮チラシの改善
②ギフトボックスの製作
 お中元等のギフト商品が発泡スチロールでの梱包の為、受け取る人が貰って
 うれしいギフトボックスの開発の必要性
③来店環境の改善
 顧客ニーズにある、来店環境の改善
④事業承継
 事業主が70歳のため、早急な事業承継の必要性

 

支援内容

 

①地域外の新規顧客開拓
 持続化補助金を活用して、近隣町村の新規顧客開拓に取り組むためにお中元・お歳暮チラシを作成し配布。
②ギフトボックス製作
 持続化補助金を活用して、贈答品を受け取ったお客様が開封する際にもわくわくするような感情が芽生えるように、
 玉手箱をイメージしたギフトボックスを製作しました。
来店環境の改善
 持続化補助金を活用して、看板と店舗外観を改善して店舗の視認性の向上と来店環境の整備を行った。
④事業承継
 プシュッ型事業承継支援強化事業の専門家派遣事業を活用して、事業承継計画の作成支援を行った。

 

成果など

 

①売上の増加及び新規顧客の開拓
 持続化補助金を活用して、町外の新規顧客をターゲットに継続して販路拡大の取り組みが出来たことで、支援当初よりも売上高は105%、売上高総利益も104.9%増加しました。
 現在では新たに獲得した新規顧客から、口コミで紹介されたお客様が来店されたりして、顧客の増加にも取り組むことができました。   
後継者の経営意欲の向上
 持続化補助金の申請必要な経営計画の作成や補助事業の遂行を、後継者の哲兵氏が主として取り組まれたことで、売上・新規顧客の増加を実感でき、新たな事業に取り組む姿勢がさらに強くなりました。また、事業承継計画を作成した事で、自身が経営者になるために取り組むべきことが見える化でき、行動に移しやすくなりました。

 

事業者の声

 

●今まで補助金等の申請等を行ったことなど無かったが、商工会の支援により持 
 続化補助金の申請から全てお手伝いをしてけたことで、売上が増加し新規の
 顧客を獲得する事が出来ました。
●今まで社内で危機感を持っていたが、手付かずだった事業承継に関しても、専
 門家と一緒に事業承継計画を提案して頂けたことで、何から取り組みいつま
 でやるべきかが分かり、後継者にも事業承継の時期を明確に伝えた事で、
 仕事に対するモチベーションが変わってきました。